ホメオパシーってなあに？

～あなたが持つからだと心の力を呼び覚ます～

ホメオパシーは、ドイツ発祥で２００年以上の歴史があり、
ヨーロッパ各国をはじめ、
世界のたくさんの国で使われている、
「同種療法」と呼ばれる自然療法のひとつです。

「症状を起こすもの（物質）は、症状を取り去るものになる」
という「同種の法則」（＝似たものが似たものを治す）が
ホメオパシーの基本的な考え方です。
自然界に存在するいろいろな物質から作られた
たくさんの種類のレメディーの中から
その人に合うレメディーを選んで摂ることで、
治る力を発動させるサポートしてくれます。

例えば・・・
　・乾燥している咳（空咳）でつらい時には、
　　乾燥地帯の砂漠に生えている植物の
　　ブライオニアから作られたレメディーを摂る
　・夜眠れなくて困っている時には、
　　不眠を引き起こすコーヒーから作られたレメディーを摂る
　・高熱が出て顔が真っ赤で熱い時には、
　　発熱を起こす植物のベラドンナから作られたレメディーを
　　摂る

ホメオパシーでは、
その人一人ひとりの心と体の症状をじっくりと見ていきます。
その人に合う、症状を起こすものから作られたレメディーを
摂ることで、症状を抑えるのではなく、
症状を心や体から出し切って病気を乗り越え、
健康になっていくことができるのです。

レメディーってなあに？

～自然界から生まれたもの～

ホメオパシーで使われるレメディーは、
砂糖玉、または液体です。

レメディーの原料は、
自然界に存在する植物・鉱物・動物・細菌など。
原料である物質をアルコール水で薄めて叩くこと
（希釈振盪）を何度も繰り返すことで、
最後に原物質が残っていない、
エネルギー情報だけが入ったレメディーが出来上がります。

ホメオパシーは誰に使えるの？

～みんなに優しく使いやすい～

ホメオパシーは、妊婦さん、赤ちゃんからお年寄りまで、
どんな方でも安心して使っていただけます。
動物や植物にも使うことができます。

化学物質由来の薬剤とは違って副作用がなく、
また、小さく摂りやすいのが特徴です。
体にも心にも、どんな方にも優しいのがホメオパシーです。

ホメオパシーはどんな時に使えるの？

～体と心のあらゆる問題に～

ホメオパシーは、心と体のいろいろな症状に使えます。

＜ご家庭でのセルフケア～自分でレメディーを選んで使う～＞
　・ケガや事故：切り傷、打撲、捻挫、筋肉痛など
　・急な病気：風邪の熱、咳、鼻水、下痢、嘔吐、湿疹など
　・ちょっとした精神的なストレス、怒り、悲しみなど
　・妊娠、出産時のケア　　　　　　　　・・・など

＜ホメオパスのセッションを受けた方がよいのは
　～慢性的な問題・セルフケアで変化しない問題～＞
　・長年の各種の慢性疾患
　・繰り返す風邪や中耳炎などの感染症
　・アトピーや花粉症などのアレルギー疾患
　・成長の問題、体の機能の低下など　
　・長期間にわたる精神的なストレスや問題：
　　　うつ、パニック障害、子供の発達障害など

おうちで使うとどうなるの？

～観察する目と慈しみの心～

ひとりひとりの体と心の状態をよく観察して、
その人に合うレメディーを選んで摂ることで、
自分が持っている治る力で症状を体や心から出し切り、
病気を乗り越えていきます。

ご家庭での急病時などの対処法の選択肢が増えるだけでなく、
ご家庭やご自分の体と心を観察する目と
大切に慈しむ心が育ちます。

世界のホメオパシーって？

～世界中の人々の生活で使われるホメオパシー～　

ヨーロッパでは、
ホメオパシーは日本の漢方薬のようにポピュラー！
ドラッグストアでは、セルフケア用のレメディーを
手軽に買うことができます。
ホメオパスも、日本の鍼灸師のように、
自然療法を担う当たり前の存在です。
スポーツ選手も日々のケアにホメオパシーを使い、
スポーツチーム全体が使っているところもあります。

イギリスでは、
ホメオパシーが国民保険の対象になっています。
また、エリザベス女王など王室のメンバーがホメオパシーを
使っていることが有名です。
女王様は、外遊時も６０種類のホメオパシーの
レメディーセットを持参されるとか。

インドでは、
現代医学、アーユルベーダと共に、
ホメオパシーが第一医学として認められています。
たくさんの優秀なホメオパスが活動しており、
たくさんのホメオパシー大学・病院があります。