久しぶりの
シカゴ・ネタ。

シカゴって、
デビューが1969年。
もう47年もやってるそうですけど
やっぱり1970年代の
勢いっていうかエネルギーっていうか
すごかったようで、

80年代半ばに
シカゴ・ファンになった私は
70年代のライブ・アルバムを
何度も何度も聴きながら、

「一度でいいから
 70年代のシカゴのライブに
 行きたかったな・・・・・」

って
思ってましたんですよ。

70年代には、
78年に不慮の事故で亡くなってしまった
名ギタリストのテリー・キャス
そして
私がシカゴ・ファンになった後に
脱退してしまったピーター・セテラ

まだバンドにいましたからね。

この二人のステージでのプレイを
一度でいいから
生で見たかった。
聴きたかった。
私の長年の
impossible dreamなわけです。

去年だったかな。

ある日の午後、
こたつで昼寝していました。

昼寝っていっても
自分が望むほどには眠れなくて、
うたた寝の一歩手前な感覚。

眠りたいんだけどなあ・・・
って思いながら、
目をつぶって
頭は半ばボンヤリしてるような
状態だったんですが、

ふと、

耳に
いろんな音が聴こえてきました。

ギターの音

ベースの音

歌声・・・・・・・

  

  これ、
  シカゴの
『Beginnings』

  あ、
  テンポがずいぶん速い・・・・・

  演奏もなんかラフだし

  レコードじゃないな

  ライブだ

  でも
  こんなライブ・バージョン
  聴いたことない・・・・・

  ロバート・ラム、
  声が若いな

  コーラスも
  ピーターだ

  ギターも
  テリーの音だ

  

  ピーターのベースの音が
  ものすごく
  よく聴こえる

  この曲の
  ベース・ラインって
  こんなんだったんだ

  初めて知った・・・・・

  まるで
  目の前で演奏してるみたいに
  音がよく聴こえるな

  この演奏は
  レコードじゃないけど

  70年代だろうって
  なんかわかる・・・・・・・・・

ずっと聴いていたかったのに

波が引いて行くように
音が消えていきました。

音が消えてしまった後
じぃっと横になったまま、
ものすごく寂しい感覚に
襲われて、

でも、同時に

  「・・・・・なんだったんだ・・・・・?」

ある方に、
寝ていたら
こんなふうに音楽が聴こえてきた、と
話をしたところ、

「ああ、藤田さん、
 それは
 意識が飛んじゃったんですね。」

「え?
 意識が飛んだ??」

「そう。
 大好きなバンドでしょう?
 そのバンドの誰かの意識か
 ライブかに
 藤田さんの意識が飛んで行っちゃったんですよ。」

「あ、でも、
 演奏の音からすると
 70年代のライブで・・・・・」

「じゃあ、
 タイムスリップですね。
 意識が
 そのバンドの昔のライブに
 飛んで行ったんでしょうね。」

・・・・・・・・・・・( °д°)

いくら
シカゴが死ぬほど好きだからって、

意識がタイムスリップするとは
思ってなかったんですけど・・・・・

そういえば、
数年前にも
夜に寝ようと思って横になって
目をつぶっていたら、

いきなり
目の前が(目つぶってるんだけど)
パーーーーッ
明るくなって
ステージみたいなのが見えて、

「なんだ?
 あれ?これ、ライブのステージ?」
と思った次の瞬間に、

ドジャーーーーーーン

と、すごい音が聴こえて、

うぎゃっ
って
めっちゃ驚いたことがありました。

それを友達に話したら
やっぱり、

「さおりちゃん、
 どっかのライブ会場に
 意識飛んだのね。」

って言われた・・・・・・

こういうことって
あるもんなんですかね?????

本当に
シカゴの70年代のライブに
タイムスリップしたのなら、

映像も見たかった・・・・・・

演奏の音が
あまりにクリアーに聴こえただけに、
impossible dreamの儚さが
よけいに強く感じられまする・・・・・・

この曲です↓
70年代のライブ。
私の耳に聴こえてきたのは
もっともっとテンポが速かったけどね。
 

でも、70年代じゃなくていい。
今のシカゴの再来日を
首を長くしてきりん
待っている私です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です