ダンナと娘は今日から旅に出ていまして、

私は息子とお留守番。
で、以前から
「かーちゃん、服買いに行きたい」
と言われていたので、
めずらしく二人で出かけました。

来月１４歳になる息子、
親の存在がめんどうくさいお年頃です。

今日も

「ママと二人でいるところ、
　友達に見られるのイヤ？」

と訊くと、キッパリ、

「イヤ。」

「んじゃさ、一人で買いに行けばいいんじゃね？」

「いや、自分じゃ何選んでいいかわかんねえし。」

「あ、そ。
　ついでに、やっぱり『お財布』がそばにいた方がいいと。」

「そりゃ、うん。」

正直者に育てたよ、
わたしゃ・・・・・。

息子のリクエストで
二人でユニクロに行きました。

秋冬物が欲しいというのははっきりしてるんだけど、
自分のセンスに自信がまだないのか
色・柄ともに迷う息子。
あげくの果てに
「オレわかんねー、ママ、選んで」とくる。

そりゃあ、
私が選ぶのは簡単ですよ。
でも、
後で「ちょっと失敗したわ～～」と思ってもいいから、
その時の自分の感覚・センス・好みを信じてほしいんですわ。

親がよかれと思って
あるいは自分のセンスの方が上だと思って、
子供の選択に過剰に口を出したりダメ出ししたりしていると、
子供は自分のセンス、自分の選択に
自信が持てなくなるのです。

私がそうでした。
大学生になって親元を離れても
自分でなかなか服を買えなかった。
自分で気に入って買っても、
本当にそれが正しい選択なのか自信が持てなかった。
ダメ出しされるのに慣れて、
自分の感覚を信じることができなくなっていたのです。

アドバイスはするけど、
その結果、息子が
私から見て
「それは、ちょっとな～ 」と思うようなものを選んできても、
それは息子自身の選択。
それを尊重したいと思ってます。
「いいじゃん、自分の感覚、大事にしなよ」って言います。

息子は結局
たかが（？）ユニクロの服で
なんやかんやと苦悩しながら、
それなりに納得する買い物をしたようです。

「うちに帰ったら、全部着てみるわ」
との言葉通り、
帰宅したらリビングに服を出して
値札やらなんやらを丁寧に外して、
かーちゃんがオーディエンスで ファッション・ショー

ついでに
小柄で細い息子、
ユルユルのズボンのウエストを前に引っ張って、

「ダイエット、ビフォー ＆アフター 」

と、かーちゃんを笑かしてくれました。

むずかしいお年頃で、
ろくに口をきいてくれない時もある息子。

でも、今日は
ふたりで服を選び、
ファミレスでシェアしながらデザートまで食べ、
車の中で学校での息子の話に大爆笑して、

それだけでありがたい、
息子との貴重な時間でした。
心の中に、大事にしまっておきます。

いつまで
一緒に買い物に行ってくれるかな～・・・・・・・・・

     日本ホメオパシーセンター横浜上星川
 　　　　　　　　Stillpoint Homoeopathy 　藤田さおり
　　　　　　　　　JPHMA認定ホメオパス No.803
　　　　　　　　　ZENメソッド修得認定 No.000057

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