最近、思うところがあって、

心のセッションを受けてきました。

 

 

きっかけは、

クラニオの施術を受けに行った時に

左胸に私の持病??とも言える肋間神経痛を起こして

痛みのあまり、文字通り動けなくなってしまったこと。

診てくださった先生は

「ただの肋間神経痛(=単なる体の問題)ではなさそうですね。」

と。

 

私の左胸の肋間神経痛は10代の頃からずっとあって、

最近は、肋間神経痛ではないけど

心臓のあたりが痛むことが増えていました。

病院に行っても問題なしで、逆に困ってしもうた。

 

「これは、ハートブレイクでしょうね。

思い当たることはありますか?」

と言われ、

思い浮かんだのは

やっぱり、遠い、とお~~い昔の自分。

 

薬草を扱っていたために

『魔女』と呼ばれて独りぼっちになり、

孤独とあきらめと憎しみの中で心が破れて(=ハートブレイク)

火あぶりでの死に向かっていった、過去世のこと。

 

まあ、ホメオパスあるある笑い泣き的な過去世ですわ。

 

詳しくは、過去のカウンセリングの記録のこちらで

マイ・カウンセリング、5回目 : 生まれ直しの時

マイ・カウンセリング、6回目 : この地球に来て

 

 

クラニオで肋間神経痛を和らげてもらいながら、

「彼女を助けに行ってあげてください」

と先生から言われて、

目を閉じて

生まれ育った森に彼女(=魔女と呼ばれた過去世の自分)を連れ帰り

草の上に横たえた光景をイメージしました。

 

 

『ああ、やっぱり、可哀そうに。

せめて、今度は穏やかに死なせてあげたい。

せめて、髪に花でも飾ってあげて、送り出してあげよう・・・しょぼん

なんて、思いつつ・・・・・・

 

 

最近トラブル発生気味の私の左胸=ハートのあたりには

未だ何かが引っかかってるんだろうなぁ・・・・・と思い、

自分ではある程度解決したと思っていたこの過去世に

もう一度、向き合ってみようと思ったのです。

 

 

過去世って、存在するとかしないとかetc、いろいろ考え方がありますね。
私自身は、過去世ってあるだろうな、って思ってます。

一人の人間がその人生の中でいろいろな経験をして、辛い思いもする。
それが子供の頃の出来事なら
そのトラウマが「インナーチャイルド」と呼ばれて、癒しの対象になりますよね。

あくまで、私の勝手な感じ方ですけど、

ひとつの魂人(イエロー) がこの宇宙で生きている。
その魂が大元であるところから生まれて、そこに帰っていくまでを
その魂の一生だと捉えたら、
何度も生まれ変わって、それぞれの過去世でいろいろな体験をして、
結果的に抱えたトラウマって、
その魂のインナーチャイルドに近いものなんじゃないかって思うのです。

だから、自分の人生を変えようとしている時に
過去世のトラウマを知り、見つめようとする機会がやって来るのは、

自分の魂の目的や使命を知ることにつながるのかな・・・と思うのです。

極端な話、
出てきた過去世が実際にあったかどうかも、たいした問題ではないのかもしれません。
自分の作った夢物語かもしれない。
でも、その物語を作った、その自分、もっと言えば自分という魂の

感情や意識の在り方が重要なんじゃないかと思うのです。

 

 

 

 

セッションをお願いしたのは、

『聴くを磨く』講座でもお世話になっている

かめさんこと、かめおかゆみこさん。

 

 

セッションに先立って

いろいろなお話をしたところ、

言われたのが、

 

『今は、目先のことにとらわれて、 

低次元でもちゃもちゃやっている感じなので、

 

◎今の自分の殻を脱ぐこと、

 次元を変える、次元を超える心づもりをすること。

 

◎この地球に来て為すべき使命に立ち返ること

 

◎今回(のセッション)で、

自分に決着をつける、ケリをつける決心をすること』

 

でした。

 

 

 

 

 

さてさて、

セッション本番。

『聴くを磨く』講座やフォローアップ会の時のように

しばらくゆるゆるっとお話をしていると、

私に今回一番合うやり方が

かめさん
の頭?心?どっか違うとこ?から

引き出されてくるようです。

 

 

 

畳の上に座布団敷いて

ゆるっと寝っ転がって、

 

かめさんの誘導で

「好きなところへ行っていいよ」

と言われ、

なんとな~く見えてきたのは、

青い地球とその向こうに光る太陽。

 

なんだか、

ず~っと、ず~~~っと昔のような気がする。

想像がつかないような、ず~~~っと前。

 

 

そこからズームするように近づいて行ったのは、

イギリス。

しばらく空からイギリスの全景を眺めていて

さらに北寄りに移動して

イギリスを逆さに眺め、

さらにヨーロッパ?大陸も逆さに眺めるかっこうに。

 

眺めていると、

私には黒い漆のように黒く見えるヨーロッパ。

不穏な空気の感じられる色。

 

でも、

私はここに来たかった。

ここで生きるために、地球に来たんだった。

 

 

 

 

かめさんから

「地球に、何をしに来たの?

何が目的だったの?」

と訊かれ、

 

「負のものを経験したかったから。」

と答えました。

 

 

 

私(正確には、私という魂?)は、

地球に来る前にいた場所では経験しない、

争いや殺し合い、嫉妬や疑念、憎しみなど、

負の物事や感情を経験しようと決めてここにやってきたようです。

 

まだ精神的に未熟で発展途上である地球という星には

宇宙の他の星からたくさん修行に来ていて、

私もその一人だったよう。
つらい思いをすることも承知の上で、

むしろ、つらい思いをしようと決めて、やって来る。

でも、自分で決めて来たにもかかわらず、
地球に着いた時点で全て忘れて
「なんでこんなところに来ちゃったの?!」
とパニックに。

そして、
自分がこんなところに来なきゃいけなかったのは
自分が何か悪いことをしたから
自分が罪深い生き物だから
神様がこんな星に自分を送ったのだと思いこんでしまう。
もう、この時点で、

心が破れてしまった(=ハートブレイク)状態・・・・・・

 

 

でも、

実は自分で決めて地球にやって来たこと、

神様が私を罰するつもりなど全くないことは

数年前の別のカウンセリングで、既にわかっていました。

 

 

 

 

「長い間、ずーっと、

頑張らなきゃいけない、って思ってきました。

つらい思いをして頑張れば、

神様に許してもらえる、認めてもらえる、って。

でも、

つらい思いをするのって

本当は自分で決めてきたことで、

神様はただそれを見守ってきてくれたんですよね。」

 

 

かめさんは

「つらい経験をしようって決めてきたんだね。

今まで頑張ってきたんだね。

 

で、

ゴールはどこにあるの?」

 

 

 

「え?

 

ゴール?

 

・・・・・ゴール??

 

ゴールってあるの?

 

 

ていうか、

ゴールしていいって、誰が決めるのか・・・・・」

 

 

「自分で決めていいんじゃない?」

 

 

「え、でも、

それは、神様が・・・・・・・・

 

 

 

あれ?

 

 

 

・・・・・・・ワタシ、もしかして、未だに

神様が認めてくれて

ゴールしていいって言ってくれるの待ってた??

 

 

って、

 

自分でゴール決めちゃっていいの??」

 

「自分で決めていいんだよ。

ゴールして、終わりにすればいいんじゃないかな。

 

 

もしかしてさ、

 

もう終わりにしてもいいのに、

ゴールのラインを通り越して

未だに走り続けてるんじゃない
の?」

 

 

「ワタシ、

自分でゴールするって決めていいの?

 

って、

私に選択権あったの??

 

 

 

マジで?

 

マジで??

 

 

マジで?! 

 

 

 

 

横になっていた私、

座布団からズリ落ちました。

ズリ落ちて、身もだえしました。

 

自分の中で、

草の上で瀕死の状態だったはずの魔女と呼ばれていた自分が

「マジで?!?!」

と飛び起きて、

髪に飾ってあげた花がバラバラと落ちるのが見えました。

 

 

 

 

 

負の物事の経験、つらい経験をすることを選んで

ここにやって来たのは、

私(の魂)。

 

そして、

『もう十分にやった、

終わりにする、ゴールする』

と選び決めてもいいのも、

実は、私。

 

長い長い長い年月の間、

いつのまにか

つらい思いをするというプロセスの方にどっぷりハマってしまい、

自分でゴールを決めていいという選択権があることも忘れて、

 

ゴールのラインを越えても

未だにグールグルグールグルと

競技場のトラックを走っているのが

今の私・・・・・・・・・

 

 

 

 

何やってたんだ!!!

おい!!!!!

 

 

 

 

 

大爆笑のかめさんは、

「競技場で、もう他の競技始まってるよー。

一番外のトラックだけ、さおりちゃん専用になってるよー。

いつまで走ってるの~。」

 

 

それぞれがいろんなつらい思いをした

私の他の過去世の面々までもが

墓場から一斉に起き上がって、

「マジで? マジで? マジで?!」

と口々に騒ぎ始めたのが見えた気がしました。

 

 

 

 

 

そうなんだ、

わたし、

 

もう、ゴールしてもいいんだ。

終わりにしていいんだ。

自分で選んで、決めていいんだ、本当に。

 

 

 

 

 

「ちょっと、そのへん走ってみなよ」

と言われ、

 

横になっていた和室を出て、

隣の洋室をグールグルと走り回りました。

ブツブツ言いながら、グールグルグールグル。

 

「魔女だっつって火あぶりにもなったさ、

(グールグル)

インディアンだった頃は白人に殺されて部族はぶっ潰されたさ、

(グールグル)

戦争で嫌なのに人殺して大ケガもしたし、

(グールグル)

生贄の儀式をやんなきゃいけない時もあったし、

(グールグル)

悪魔に首搔っ切られて死んだこともあったしさ、

(グールグル)

ぶつぶつぶつぶつ・・・・・・・・・

 

 

「お疲れさまだったね」

 

 

「そうですね・・・

そう、ほんとに、ワタシ、おつかれさまだった・・・・・・

 

そうだったんだ・・・・・・・・

 

 

おつかれさまでしたっ!!!

 

 

走るのやめて、

その場で、過去世の皆々様に深くお辞儀をして、

 

和室に向かって走って

敷居を「しゅたっっばんざいとまたいで、

ゴールしました。

 

 

 

ゴールして

畳にへたりこんで、

ふと首の後ろをさわったら、

 

このセッションのためにつけてきた

ローズクオーツ(=ハートのための石)のペンダントの鎖の金具が

外れていました。

 

「鎖、取れたんだね。」

と、かめさん。

 

 

そう、

自分を縛っていたもの、

私のハートを縛っていた鎖が取れたのかも。

長い、なが~~~い間、自分で自分を縛っていた鎖が

とうとう取れた。

 

 

 

 

何百年、何千年かかったかわかりまへんが、

 

私、このたび、

ゴールいたしました。

 

 

 

 

 

 

私は

魔女と呼ばれていた過去世だけのことを考えて

セッションを受けに行きましたが、

 

セッションが始まった時点で、

かめさんには

この過去世だけにとどまらない、

もっと大きな視点からのセッションになると

わかっていたそうです。

 

そして、

今回のここまでの気づきには、

このセッションだけではなく、

過去の何年もの間の

カウンセリング、ヒプノセラピー、ヒーリングなどで得ていた気づきが

集約されているのだということも

ここに記しておきたいと思います。

 

 

 

 

私には

選択権があったということ。

自分で選び、自分で決めていいということ。

 

しかも、それが

魂のレベルでそうだということ。

 

 

以前から

「自分で決めている」

「自分で選んでいる」

という言葉は当たり前のように聞いていたし、

私もカジュアルにこういった言葉を使うことはあったけど、

 

正直に言って、

それは頭の中で

「そうだよねぇ、そういうもんなんだろねぇ」

と思っている程度のことでした。

 

 

 

今回のセッションで、

私は、

私という魂は、

 

『自分の意志で選んで生きていくのだ

 

ということが、

初めて、腑に落ちたのです。

 

 

 

なぜそう思ったのか、と問われても、

言葉では説明できないのです。

 

でも、

頭の中で

「自分で決めている、選んでいる」

と、お題目のようにリピートしていたのとは違い、

 

腑に落ちた、

腹でわかったような、

そんな感覚なのです。

 

 

 

 

 

 

セッションから数日経ちました。

 

 

この人生、今まで、

自分に起こったことを人のせいにしたり、

誰かが自分にOKを出してくれるのを待ったりしていました。

まだまだ、その癖からは完全に抜けてはいないけれど、

 

 

すべては自分が決めているし、

自分で選んでいる。

自分の人生は

いいことも悪いこともすべて、

自分の手の中にある。

 

私のこの人生、私の魂の一生は

確かに、私自身が望むように生きていくもの。

 

そのことが

少しずつ自分の中に浸透していくのを感じています。

 

 

 

 

 

 

ここから

自分がどこへ行くのか。

 

それも、実は自分で選ぶ、決めているのでしょうね。

 

 

そもそも、

私という魂が地球に来て

つらい思いをしてまで

やろうとしていたことはなんだったのか・・・・・・・・

 

今、自分の中で

私がここで生きている本当の目的が

少しずつ霧が晴れるようにわかってくるような、

そんな感覚もしています。

 

でも、あせらずに、

見極めようと思っています。

すべては流れの中にあるから、

必ず自ずからわかる時が来ます。

 

 

 

 

 

そんなわけで、

 

セッション後にかめさんと二人で、

エビスビールとオランジーナで乾杯クラッカーしたけど、

 

私の中では

過去世の皆さんが今でもお祭り騒ぎしてますよ。

飲めや歌えや、大騒ぎ。

 

 

私のすべての過去生と今の自分がつながって

1本の軸がスーーーッと通ったような、

そんな気分。

私の未来は、楽しいものになるんだろうな。

楽しい人生を、自由な人生を選んでいきたいな。

 

 

楽しみです。

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