春になり、
いつのまにか桜も散り、
我が家の
この2月までの子供達:娘&息子のダブル受験と
この4月のダブル入学が無事に終わったことになります。

 

娘も息子もそれぞれ第一志望の大学・高校に合格したんですが、

入試本番だった2月の1ヶ月間、
我が家の元祖小心者のかーちゃんの私、

「受験のあの書類出してない、受けられないガーン
「合格発表って、今日だっけ明日だっけ?ショック!

と、ほぼ毎晩のようにうなされ続けるわ、
周りからは、
心配し過ぎだ、子供達は大丈夫だから自分をなんとかせぇ、
と言われるわ、

なかなかにしんどいダブル受験生の母生活でございました。
(ほんまにしんどいのは本人達だろー、ってな)

 

そんなダブル受験でしたが、
実はなかなかにオモシロイこともありましたんです。

以下、娘の大学受験編。

 

うちの娘、
最終的に第一志望の大学に合格しましたが、
そこまで常に順調だったわけではなかったです。

チョー自由な高校に入って
ちょっとばかし かなり勉強がお留守になってしまったこともあり、

2年生?の時の3者面談では
娘の志望大学のリストを見た担任の先生が
ため息まじりに
「難しいところばっかりねぇ・・・」
とつぶやいたのを聞いて親子で苦笑いし、

成績が基準に届かずに指定校推薦・公募推薦とも諦めざるを得ず、

一般入試に向けて勉強していてもなかなか点数に結びつかず、
世界史の過去問をやった後に
「もう、受けるのやめる・・・しょぼん」と、
お風呂でホロホロ泣いてたなんてこともありました。
模試の成績で第一・第二志望の大学にA判定やB判定がついたこともなかったです。

 

センター試験を皮切りに受験本番シーズンに入っても、手ごたえのない試験が続きました。

試験を終えた娘から届くラインは、

てな感じ・・・・・・・(T_T)

 

母親として、見ているのが少々つらい日々でした。
母親の私ができるのはお弁当作りくらい。
んでもって、
「受験会場で噛んだ時のシャキシャキ音が、気まずさハンパない」
とクレームが来て、
しゃーなくスナップエンドウをお弁当メニューから外したりとか。

 

 

そして、2月半ばの第二志望の京都の大学の発表の日。

この大学の試験もとても難しかったらしく
本人は合格発表見るのもイヤ、みたいな感じ。

発表時間の午前10時、
かったるい様子で(だって、期待値ゼロだから)
娘がスマホを操作して、合否の画面を開くと、

『合格』・・・・・・・・

 

「ええええええええええええぇっ」
と、親子でひっくり返りそうになったのですが、

画面の下の方の続きを見て、
本当に文字通り2人でひっくり返りました。

 

合格発表画面の下の方に記載されていたのです

娘の3教科の合計得点が
『343点』

今回の合格最低点が『343点』

てことは、

 

娘、ビリで受かりやがった。

 

受験生生活の間、
私、よく娘に言ってました、

「ビリでも受かればいい!受かってしまえば、こっちのもん!!」

 

娘も、

「そーだよね!ビリでも受かればいいんだよね!!」

 

本当に、ビリで受かりやがった。

娘、我が家の伝説を作りました。

 

 

そして、
やはり2月半ばの第1志望の個別(学科別)入試の日、
そして、これが娘の大学受験の最終日。
(上記の京都の大学の合格発表前でした)

この大学の全学部入試(全学部共通の問題の入試)では
見事にコケて落ちていたので、もう後がありません。

それまで、どうにもこうにも手ごたえのない試験が続いていましたが、
私が娘にずっと言い続けていたのが

『本命でピークが来るよ』
あーんど
『自分に合った問題が出るよ』
ということ。

でも、未だかつて、
ピークのピも合ったの合もないまま最終日・・・・・・・・・

 

お昼に娘からLINEが来ました。
問題用紙の写真付きで。

「英語キタ」

何かと思えば、
英語の試験で
娘の大好きなイギリスの作家さんに関する文章が
穴埋め問題に出てきたというのです。

過去問を解いていた頃には
全問正解したことがなかった穴埋め問題。
でも、大好きな人物に関する文章ですから、
一読してどういうことが書いてあるのか簡単にわかったとか。
後で出回った回答と照らし合わせてみると
この本番では全問正解だったことがわかりました。

最後の試験を終えて、娘が入試が始まって以来、
初めて「いける気がする」と言いました。

 

そして、約1週間後の合格発表の日。

スマホの画面を見て、
「うかった」
とつぶやいて目を真っ赤にした娘を見た時、

母親の私は、
『本命でピークが来る』『自分に合った問題が出る』
と言い続けてきた自分が
エセ予言者にならずに済んだことを天に感謝しました。

 

 

娘は今までも言い出したことは自力で叶えて
親をビックリさせてきた夢実現力の高い子です。

基本的に受ける大学も塾で受ける授業も自分で考え、
自分で決めて、
時にお風呂で泣いたりしながらも
「ぜったいになんとかなる」
と言いながら受験生をやってきた娘。

私のエセ予言の言葉が役に立っていたらいいなあと思いつつも、
最終的に本命でのピークも自分に合った問題も
引き寄せたのは娘自身だと思うのです。

 

今回もやっぱりこの子の底力を見たなあ、
と晴れて大学生になった娘の姿を見ながらしみじみ思いつつ、

『次は、イギリス留学だイギリス

と、既に次の目標を見据えている娘のために、
せっせと働かにゃあいかーーーんと思っているかーちゃんでありました( ̄▽ ̄)

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