山芋は
子供の頃からの
私の大好物。
食卓に載っていれば
人の分まで取って食う
ってのは言い過ぎですけど、
家族それぞれのために
小鉢に入れられた山芋を
見ながら、
「誰か残さないかな・・・ 」
と思っていたのはホント。
そんなに好きな山芋ですが、
この数年
困ったことが。
山芋を手に持って
皮をむいて、切りますね。
なんかの拍子に
山芋のヌルヌルが
手首あたりにつきますわね。
痒み、勃発!!!
パア~~~~~ッと
皮膚がピンク色になって、
チクチクチクチク痒い!
洗おうが
何しようが
しばらく痒みは治まりません。
(思い余って、食器用洗剤かけて洗ったことも。
もちろん、痒み治まらず。
我ながら、バカ・・・・・・・)
この数年、
山芋を相手にすると
このザマでございます。
我慢しいしい
夕飯の支度を続行することが
ほとんどでしたが、
ふだんは味わわない
耐え難いような痒み。
一度、
かぶれと痒みといえば
ツタウルシからできたレメディー
Rhus-t.(ルストックス) ?と思い、
料理を中断して
摂ってみたこともあります。
でも
なぜか私には効かなかった・・・・・
ツタウルシに嫌われた・・・・・
今日も
山芋を相手にしていて
大丈夫かな?と思っていたら、
あっというまに
左手首のあたりがピンク色に。
そんでもって、
あの痒み!
痒い!!
包丁持った手元狂うわ!!!!!
よっしゃ
今日も実験だぁと、
今回は
Urt-u.(アーティカ・ウーレン)を摂ってみました。
Urt-u.(アーティカ・ウーレン)、
イラクサのレメディーですね。
葉に毛のようなトゲがあって
触ると強い痛みがある植物です。
レメディーとしては
蕁麻疹の耐え難い痒みにもよいとされています。
Urt-u.30Cを
一粒口に放り込むと、
1、2分で
ピンク色の範囲が半分に。
でも、痒みはそのまま。
最初の一粒から5分くらいで
もう一粒。
痒みが少しマシになってきたかなと
思っていたら、
なんだか
痒みが小指の方に上がってきた。
それから5分後くらいに
もう一粒。
元の痒かった場所は
まだ少しピンク色だけど
痒みはほとんどなし。
でも
なぜかまだ
手の小指の側が
少しチクチク痒い・・・・・
そうこうしているうちに
飢えた息子が
うつろな目をして台所にやってきたので、
あわてて
料理を盛り付け、食卓の準備。
食べる頃には
痒み引いてました。
いつもなら、
ボリボリ引っ掻きながら
食べるんだけどな・・・・・
★実験、成功★
マテリア・メディカを見てみると、
Urt-u.は
虫刺されや甲殻類・貝を食べることから
発症するとありますね。
植物のかぶれには
どうなんかな?と思いましたが、
そこは
自分で試すのが一番ってなわけで。
合わなくっても、害はナシ。
実は、
イギリスに住んでた時
娘の友達が
「イラクサに触っちゃダメだよ」と
お父さんから言われていたにもかかわらず、
早々にイラクサにちょっかい出して
「ダディ! 痛い~~!!」って
大騒ぎしてたのを
はっきり憶えてて。
だから、
痛みと痒みの違いはあれど
一度Urt-u.を試してみたかったんですわ。
そんなわけで、
今日から
台所にUrt-u.を常備しておくことに
いたします。
我が家の山芋料理、
本日をもちまして
安泰でありますっ(`_´) ゞ
安泰なのは、私の腕の皮膚か・・・・・( ̄▽+ ̄*)