ずっとずっと昔、私は「自分の声」を封印しました。
今、40代前半の私が、まだ10歳にもならない頃だったでしょうか。
声を上げないことを選択したのです。
人を傷つけないために。
人を傷つけることで、自分が傷つくことがないように。
日常生活で、しゃべることをやめたわけではありません。
自分の「心の声」を発信することをやめたのです。
私の心の声を発信すれば、人を傷つけるのだと思ったから。
人を傷つける自分は、「悪い子」なのだと思ったから。
声を上げないと決めて何年も経ち、
私は、機嫌の悪い、どこかおどおどした人間になりました。
自分が本当は何を言いたいのか、言いたいことを言っていいのか、
今ここで笑っていいのか・・・
自分は本当はどうしたいのか、自分で決めていいのか・・・
全てわからなくなりました。
全てがわからない闇が何年も続いた後、私はホメオパシーに出会い
ました。
私は声を上げていいんだ、と心の底から思えるようになったのは、
本当につい最近です。
声を上げて、「心の声」を発信して、そして自分のやりたいように
やろうと。
無意識で、私は「悪い子」になるのが心底怖かった。
でも今は、私の「心の声」を発信しても、私は「悪い子」ではないと・・・
むしろ、発信できる「わるい子」でいいんだ!!と気づいたのです。
私は一度しかないこの人生、自分の「心の声」を大事にして、
怖れることなく、やりたいことをやりたい。
「自分の声」で、「自分の歌」を歌いたい。
そして、「自分の歌」を歌える人が一人でも増えるように、
ホメオパスとしてお手伝いしたいと思っています。