アメリカの俳優、
Philip Seymour Hoffman
(フィリップ・シーモア・ホフマン)

訃報をニュースで見ました。
まだ、46歳だったそうです。

若い頃の薬物中毒から脱して20数年、
処方箋薬を使ったことがきっかけで
再びヘロインを常用するようになり、
薬物(おそらくヘロイン)の過剰摂取による
急性中毒が原因と思われるとか・・・

ものすごく、ショックでした。
こうやって
薬物が原因で
またひとり人が死んでいくのか、
そして、それがもう当たり前の現象なのか、
と思うと。

アメリカでの薬物汚染は、
俳優や歌手などのセレブに限った
話ではありません。

思い出すのは、
アメリカ・オクラホマの高校に
留学中だった時のこと。

私自身は
ドラッグに誘われる経験はしなかったのですが、
同じ高校に留学していた日本人の男の子は、
「こないだ、同じクラスのヤツに誘われたんだよ。
 NOって言ったら、それ以上誘われなかったけど。」

と言っていました。

また、ある日、
身なりはきちんとしているのに、
どこか焦点の合わない目をして
校内を歩いている女の子がいて、
不思議に思って見ていると、
「ああ、またラリってるんだよ。
 いつものことさ。」

と、その子のいとこである友達が
冷めた目で、こともなげに言いました。
普通の家庭の普通の子に見えるのに、と
寒気が走ったのを憶えています。

一番ショックだったのは、
同じクラスだった男の子が
ドラッグの売人をしていた容疑で
警察に逮捕されたこと

ある日の夕方、
テレビでローカル・ニュースを見ていたら
警察に連行される若い男の子の姿が映り、
「・・・似てるけど、まさか?」
と思っていたところ、
(ましてや、17、18歳なわけだし、テレビに映るなんて)、
翌日クラスに行ったら、
大多数が泣いていて、もうビックリ。
卒業を2カ月後に控えて、
この男の子は退学になりました。
今頃、どうしているんだろう・・・・・・

ヘロインやコカインのような麻薬、
いわゆる『ドラッグ』ではなく、
処方箋薬による中毒や事故死
アメリカでは増えているようです。

やはり俳優だったHeath Ledger(ヒース・レジャー)、
睡眠導入剤のアンビエンに加えて、
処方箋薬の
オクシコドン、ハイドロコドン、ダイアゼパム、
テマゼパム、アルプラゾラム、ドクシラミンなど、
6種類の処方箋薬を同時に摂取したことによる中毒死に至ったと
報道されました。

海外のサイトを見ていると、
睡眠導入剤や鎮痛剤、抗うつ剤など、
別々の効能の処方箋薬を
合わせて飲むことで
(・・・処方箋薬の『カクテル』と呼ぶそうな・・・)、
呼吸の抑制などが起き、
本人も知らないうちに息絶えていた、という
事態が増えているように見受けられます。

生きているといろんなことがあって、
どうにもこうにも
耐えられない時ってありますよね。

私も
かなり前に
短期間ではありますが、
つらくてつらくて
自分ではどうにもすることができない気がして、
精神安定剤を飲んだことがあります。

結局、
精神安定剤を飲んでいても
自分の問題の根本的な解決にはならないと
思ったので止めましたが、

飲めば気分が落ち着いて
それまでのつらさを
短時間でも感じなくてすむ。
その効果は
つらくて押し潰されそうな時には
本当に救いに思えましたし、
沢山の人達が
精神に作用する薬を求める気持ちを
ただ「心が弱いから」と
切り捨てる気にはなれません。

とはいえ、

ヘロインやコカインじゃないから大丈夫って
思われるかもしれませんが、
医師から
簡単に処方される向精神薬の類も
その作用の仕方を突き詰めれば
麻薬と同じです。

生きている中での
つらさやストレスを
いわゆるドラッグや処方箋薬で回避していく過程で、
心だけではなく、
体が薬物に依存していく。
『自分の強い意志』だけでは
やめることができない中毒状態になっていく。

そして、
飲んでも安全と思っていた処方箋薬でも
飲み方を間違えると
死に至る場合もある。

大げさに聞こえるかもしれませんか、
アメリカをはじめとする欧米では
既に起きている事態で、
日本も確実に
その後を追っているのではないかと
私は思います。

一人の人間の人生、
その人だけが持っている才能や資質が、
薬物によって
潰されて、終わっていく

そんな終わり方するために
生まれてきたんじゃないよね?

名声の陰で
プレッシャーに苦しむスターだけでなく、
日々の生活でいろいろなつらい思いをしている
一般の方達も、
きっと
私なんかが想像できない
苦しみやつらさを背負っているのだろうと思い、
私には何も言う資格はないとも思うのですが、

それでも
敢えて言いたい。

依存や中毒になる前に
必要以上の薬物の使用をやめる、
その勇気を
どうか持ってください。

過度の量の薬物を使わずに
自分の人生を180度転換させる
方法はあるのです。

そして、
私達ホメオパスや
自然療法・代替療法のセラピストは
それをサポート
できる

思っています。

『名優』と呼ばれた
フィリップ・シーモア・ホフマンの
ご冥福をお祈りします。
そして、
同じような死が続かないことも。

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