今年最後に

書き残しておきたいことがあります。

これからの人生のために。

 

 

 

ブログを全く書かなかった１０月半ば～１２月半ば。

とても忙しかったのもあり、

いろいろな心配事を抱えていたのもあり、

一日一日を終えるのが精一杯だったのですが、

 

その中で

いろいろなことを考えていました。

 

 

病気ってなんだろう。

病気になる意味ってなんだろう。

では、生きてるってどういうことなんだろう。

生きてる人にどう関わっていけばいいんだろう。

 

そして、

そう考える私は

どう生きてきたんだろう。

私は

どう生きたいんだろう・・・・・

 

 

ずっと考えるうちに、

考えるということが

自分の内側を感じることに変わっていき、

 

今年に入ってから

自分の中にずっと重なってきた思いが

ある時、すうっと腑に落ちていきました。

 

 

 

 

私はもともと

人見知りがとてもとても強く、

興味の範囲はかなり狭く、

自分の世界にひとり籠っていたい人間です。

 

私の世界は小さくて、

まるで、小さな小さな家のような感じ。

そこにちんまり籠る自分。

 

以前は

こういう自分がとにかく嫌でした。

 

 

 

今の私は、ダメなんだ。

人見知りしないで

たくさんの人に会わなきゃいけない。

ひとつ・ふたつのことに没頭してないで

もっといろんなことを知らなきゃいけない。

もっともっと

自分の世界を広げなきゃいけない。

この小さな世界、小さな家を大きくしなきゃいけない。

いつもいつも、焦っていました。

 

 

こんな小さな家と

そこに住んでる小さな自分。

 

 

みっともない。

情けない。

恥ずかしい。

もっと大きくしなきゃ。　大きくならなきゃ。

みんなのように。

他の人達のように。

 

私は、このままではダメなんだ、

何者にもなれやしない、と

自分を常に恥じ、常に責め、

その恥や責めをベースにして

大きな自分にならねば、と

がんばろうとしてきました。

 

そして、

息切れして、

もうだめだ、できない、

やっぱりこんな自分はダメなんだ・・・・・

を繰り返してきました。

 

 

 

 

でも、

やっと気づいたのです。

 

私の小さな家。

小さな世界。

それを自分が愛さないまま、

どうして大きく、広げていけるのか、と。

 

まるで、増築工事のように

柱を無理矢理取っ払ったり

あれこれ貼っつけたり取り付けたりして、

家を大きくしようとしても、

小さな家の小さな土台のままでは

いつも不安定でグラグラのまま。

 

自分で気づいていなかった、

自分の小さな世界の大切さ。

この中に

私にとって大切なものがすべて詰まっている。

こまごまとした

人にはガラクタにしか見えない物も、

私のひとつひとつの感情も

すべて私の大切なもの。

 

 

 

私は決めました。

どう見られようと、どう思われようと、

自分の小さな家、自分の小さな世界を

何より大切にしようと。

 

知識や経験は、人より劣るかもしれない。

世間で評価されるような立派な人には

ならないかもしれない。

ビックリするような額の収入や名声や名誉なんかは

やってこないかもしれない。

 

でも、

いつまでも自分の小さな世界を恥じて

むやみに、やみくもに、

やりたくもないことをやろうとして

大きくしようとするのは

もうやめて、

 

私は

自分のやりたいようにやりたい、

自分の世界を慈しみたい、

自分が愛するものを大切にしたい、

という気持ちの方が強いことに

やっと、やっと気がついたのです。

 

 

 

だから、

 

私の小さな家。

そのままでいい。

 

部屋を増築しなくてもいい。

新しい窓枠をつけなくても

壁に金箔を貼らなくてもいい。

 

 

私が自分の小さな家をそのまま愛し、

本当に会いたい人に会い

本当に知りたいことを学び

自分の望むことをそのままやっていくなら、

私の世界は

自然に、おのずから広がっていく。

 

私の小さな家を中心にして、

バラのつるが伸びて葉を茂らせ

花が開いていくように、

つたが伸びていくように、

小さな木の芽が空を目指して

少しずつ大きくなっていくように、

小さな実が増えていくように、

 

私は私のまま

広がっていけばいい。

 

 

 

本当は

自分の世界が小さくても大きくても、

どちらでもいいのです。

どちらも素晴らしいのです。

 

小さかろうが大きかろうが、

自分の持つ世界を

そのまま受け入れ愛せるかどうか。

その世界に住む自分の幸せを認められるかどうか。

 

今年の１月、

心の中に降りてきた

「自分は何者にもなろうとしなくていい」

「自分は何も証明しようとしなくていい」

「自分は、このままでＷＨＯＬＥ（全体の、完全な）である」

という感覚、

 

この感覚が

やっと

今年という１年をかけて、

しっかりと自分の中で腑に落ちて、

 

やっと

私の魂が望む人生に近づいてきたような、

そんな気がしています。

 

 

 

自分を責める今までの生き方を捨てることを決めた

私にとっては、

来年という年は

新しい真っ白な年。

 

私の小さな家で、

私の小さな世界で、

 

静かに

新しい年、新しい人生を
迎えたいと思います。

 

 

 

皆さんにとっても

自分の魂が望む人生を生きられる

新しい年になりますように。

 

 

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