ライム病って
ご存じでしょうか?
英語だと
『Lyme disease』。
私、毎日の楽しみ(??)が
イギリスとアメリカのYahoo ニュースを読むことなんですが、
そこで、最近、何度も記事に上がっていたのが、
洋楽ファンなら誰でも知ってる
大物音楽プロデューサー:デビッド・フォスターの
奥さんである方が、
「ライム病のために、読むこと・書くことの能力、
テレビを見る能力さえ失ってしまいました。」
と自ら公表したことです。
読めない、書けない、
テレビさえ見られない
・・・・・ってどういうこと?と思って、
ライム病について調べてみると、
ライム病とは
◎マダニに噛まれて吸血され、その箇所から菌が繁殖して起こる
◎北アメリカ、ヨーロッパ、日本などで、樹木の多い地域で
多く発生する
◎最初は牛の目のような紅斑ができるが、
全員にできるわけではない
また、インフルエンザのような症状:
発熱、悪寒、頭痛、体の痛み、倦怠感などを伴うことがあり、
紅斑が出ない場合はインフルエンザや風邪と誤診されやすい
◎初期段階でライム病と判明した場合は
抗生物質による治療が行われ、予後はよいらしい
◎初期に診断されず、血流に乗って体内に病原体が拡散すると、
皮膚症状、神経症状、脳疾患、心疾患、関節炎などが
起こるようになる
(髄膜炎、脊髄神経根炎、顔面麻痺、不整脈、慢性脳脊髄炎など)
*この段階まで来ると、治療が非常に難しくなり、
長年にわたって苦しんでいる患者が多いらしい
日本でもこの数年
マダニが媒介となる感染症で亡くなる方が出ていますが、
ライム病もマダニ媒介性感染症のひとつのようです。
デビッド・フォスターの奥さんは
ライム病と診断されるまでに何年もかかり、
その間に症状が悪化して、
この数年、闘病生活を送っているそうです。
回復傾向にあったものの、また悪化が始まり、
神経や脳の働きに影響が出始めた結果が
「読めない、書けない、テレビも見られない
(テレビを見ても、その情報を理解できない?)」
ということかな?と今のところ推測しています。
マダニひとつで、ほんとにこわいな 、
山なんかに行く時は(ん~、私、行かないけど)
噛まれないように注意しなきゃいけないな、
もしライム病にかかっちゃったらどーしたらいーの?!
って最初は思ったりしたのですが、
デビッド・フォスターの奥さんの記事に対する
読者からのコメントには
「そもそもライム病にかからないためには
自分の免疫力を上げておくことが大切。」
「自分がライム病にかかってからやったのは、
自分の生活(食物、運動etc)を大きく変えて
必要に応じてサプリメントも摂って、免疫力を上げること。
それで、症状は改善した。」
という声もけっこうあったのです。
そう、
病気にかからないようにどう予防するかも大事だし
病気にかかった時にどう対処するかも大事だけど、
病気にかかるかどうか
その病気を克服できるかどうかって、
菌やウイルスが入って来ても
自分の体の力で退治して
体中にはびこらせないようにするという
自分の体の免疫力、自分の体の土壌の問題なんやなって
改めて思ったしだいであります
恐ろしい菌やウイルスが存在するのではなく、
自分の体の免疫力がどんな状態なのか、
ですよ。
このコメント欄にもうひとつ興味深いお話があったので、
簡単にご紹介を:
私は自分に出ている症状ががライム病ではないかと疑って
医者にかかったが、
ライム病ではない、と相手にしてもらえなかった。
翌日もう一度同じ医者のところに行って
ライム病だと思って治療をしてくれ、と頼み、
ライム病の治療に使われる抗生物質を出してもらって
服用し続け、症状はなくなった。
同じ頃に、飼い犬もマダニに噛まれ、ライム病にかかった。
ライム病の予防接種をしていたにもかかわらず、だ。
最初は普通の獣医にかかろうかと思ったが、
結局、ホリスティック治療をしている獣医にかかることにした。
この獣医はホメオパシーを使って私の飼い犬を治療し、
この子はすっかりよくなった。
以来、この子は6ヶ月毎にライム病の血液検査を受けているが、
毎回なんの問題もない。
デビッド・フォスターの奥さん、
そして
彼女のようにライム病が慢性の状態になって苦しんでいる
他の方達(アメリカにはたくさんいるようです)が
回復されることを祈りつつ、
ライム病にもホメオパシー、
動物だけじゃなく、もちろん人間にも!
広がるといいな、と思うのでした。