<その2からのつづきであります>
「世界ふしぎ発見」からしばらくして、私と子供達は渡英しました。
渡英後、1年3ヶ月余りを過ごすのは、
イギリス南西部の世界遺産の街、Bath(バース)です
Bathの築200年だかのアパートに落ち着いてまもなく、
保健婦さんがやって来ました。
子供達が日本で受けた予防接種の種類や回数の聞き取りをして、
これからの予防接種のスケジュールを決めたり、
外国人である私達に
イギリスの病院のかかり方などを教えてくれました。
保健婦さんに、
「いいホメオパス、誰か知りませんか?」
と訊くと、
「私は直接知らないんだけど、
Stillpointっていうところのホメオパスがいいって
友達は言ってたわよ。
私はホメオパシーやったことないけど、
アレルギーとか喘息とかにいいらしいわね。」
とのこと。
自分でもインターネットで調べて、
Bathのホメオパスのリストをプリントアウトし、
そのうちの女性ホメオパスにメールを出してみました。
が、なぜか、返事が来ない。
(けっこう後に一人から返事が来て、「パソコンが壊れてしまってたの」)
そうこうしているうちに、息子が40度の高熱を出しました
元日から病院のA&E(救急外来)に駆け込み、
翌日はかかりつけのSurgery(イギリスで言う医院のようなもの)へ。
3日目に、母親の野生の勘なのか?!、
このままではいかんのではと思い、Stillpointに電話しました。
受付さんが
「ホメオパス2人いるけど、どちらに・・・」
「だれでもいいから、とにかく診てくださいっ」
アパートから歩いて10分ほどのStillpointへ出向き、
待合室で息子を抱っこして、ドキドキしながら待っていたところ、
ホメオパス専用の部屋から
やわらかな雰囲気の男性が出てきました。
優しい笑顔でこちらを見て、軽く会釈をして、
「どうぞ、入ってください。」
『・・・・・・・わたし、この人がいいわ』
自分の中の自分が、そうつぶやいているのが聴こえました。
これが、帰国までの1年余り、親子3人でお世話になることになる
Stillpointのホメオパスであるリチャードさんとの出会い、
そして、私のホメオパシーとの本格的な関わりの始まりでした。
この後、熱を出していた息子がどうなったのか~、
1年余りの間にどんなことが巻き起こったのか~は、
これから、《イギリスのホメオパシー》で書いていこうと思っています
ホメオパシーとの出会い おしまいo(^-^)o