Facebookにも書いた通り、
こないだの日曜に
イギリスのアマゾンに注文していた
『Harry Potter and the Cursed Child』
(ハリー・ポッターと呪いの子)の原書
(&『Harry Potter the Artifact Vault』という
映画の小道具などについての本)が
届きまして、
その日は
包みを開けませんでした。
開けたが最後、
家事はもちろんのこと
ホメオパシー連続講座の最終準備まで
何から何まで放り出して
読みふけることマチガイなし、だったので。
やっと昨日開けて、
ちょっとだけ、ちょっとだけね、って
ページをめくって、
もう1ページだけ、って
まためくって、
はい、
夜中の1時頃までかかって、
『Harry Potter and the Cursed Child』
全て読んじまいました・・・・・・・・
ハリー・ポッター・シリーズの最新刊である
『Harry Potter and the Cursed Child』 、
中年になったハリーと
ホグワーツ魔法学校の生徒になった次男のアルバス、
2人の関係を軸にして
お話が展開していきます。
ハリーの親友のハーマイオニとロン、
元祖イジメっ子のドラコとその息子も出てきます。
親子他のいろんな人間関係が交錯します。
以上です。
これ以上は書いちゃいけないよね?!?!
一気に読んでしまい
娘に感想を言いたくてしょうがないのに、
日本語版発売ははまだ先、
しかも娘は受験生だから読む時間もたぶんナシ、で、
自分で自分に、箝口令。
ぐるじい
この本の具体的な内容については
何も書けませんが、
読んでいて、心に残った言葉がひとつ。
「flaw」という言葉。
「欠点」という意味の言葉です。
(欠点・弱点・不備な点・欠陥。
日本語版でなんと訳されるかはまだわかりませんが)
自分の欠点(と思っているもの)。
自分の子供の欠点(と思っているもの)。
それぞれの欠点(以下、省略!)が、
親子の関係、関わりの中で
否応なしに浮き上がってくることが
多々あるような気がします。
親である自分の欠点があるがゆえに、
子供の欠点もよく目につきます。
子供のその欠点を
矯正したくてしょうがなくなり、
あれこれあれこれと口を出してしまいがちになります。
でも、
そもそも子供の欠点に見えるものは
本当に「欠点」なのか。
子供の「欠点」に見えるものに、
親自身の人生の歴史、
その歴史の中の苦い思い、つらい思いが
被せられていないか。
そんなことを考えていると、
自分の目の前にいる子供の欠点、子供の在り方を
矯正しよう、直そうとする前に、
親自身が
自分が子供に何を投影しているのか、
自分は本当はどういう人間なのか、
それにまず気づけると
いろんなことが変わっていくだろうなぁ・・・・・と
改めて、思うのです。
私は、自分のことを
『THE 欠点の塊 』だと思ってきて、
そんな自分をとことんダメなやつだって思ってきて、
子供を同じような人間にしちゃいけないと思いながら
子育てをしていた時期があったけど、
子供達に
自分と同じような「欠点」があり、
自分とは違う「欠点」もあり、
どっちにしたって悩んでしまう、
そんなことを経験してきて、
果たして
「欠点」というものが存在するのか、
果たして
私自身はそんなに「欠点」のゴツゴツの塊なのか、
考え方・見方・感じ方を
変える時が来ているような気がするのです。
「欠点」に見えるものも含めて
自分自身に対する認識が変わっていくと、
子供達に対する認識も変わります。
子供達の「欠点」だと思っていたものが、
子供達のありのままの一部に過ぎない、
いや、
子供達の中の光るものなのだ、と
気づけるようになるんじゃないか・・・・・・・
夜中の2時頃にやっと横になって、
そんなことを思いながら寝ました。
ハリー・ポッター・シリーズの登場人物(に限らないだろうけど)は、
実は、「flaw(欠点)」だらけの人達。
その「欠点」から起こる様々なことを通して
成長したり
何かに貢献しようとしたり、という
一人一人の人生の流れを描いているのかな、
とも思ったりします。
ふと、
自分自身の「flaw(フロー)」に向き合うことが
やがて
一人の人の人生の「flow(フロウ)=流れ」を作っていくことになる、
人間ってそんなものかもしれないな、
なんて思いました。
ハリー・ポッター最新刊、
数時間で読んでしもうたけど、
先が気になるあまり
読むのをどうにも止められなくなるのが
私の「欠点」かな。
でも、いい
としよう。
それでも人生たのしい
へへへ。
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