うちの子供達:
18歳の娘&来月15歳の息子、
親の言うこと、聞きまへん
あ、
親の言うこと全部聞かないってわけじゃなくて、
お風呂洗っといて~、って言ったら
(「めんどくせぇ」とぼやきながら)ちゃんとやってくれるし、
いいかげん寝なさいよ~、って言ったら
そのうち(しぶしぶ)ゲームやめて寝るし、
でも、
こと、自分達の進路に関しては、
親の言うこと、聞きません
娘が中学生の頃、
「この高校がいい。ここに行きたい。」
と言い出した時、ビックリしました。
私が通った高校は公立の普通の進学校で、
いい大学にできるだけ沢山の生徒を送り込むのが
至上命題のような高校。
それだけでした。
でも、高校なんて、そんなもんだと思ってた。
だから、娘もそういう高校へ行くんだ、って思ってました。
娘が見つけ出してきた高校は
公立っていう点だけは同じだけど、
調べれば調べるほどわかってくるのが
私が見たこともないような科目もたくさんあって
カリキュラムも自分で考えて組まなければならないこと、
卒業後の進路もまた、大学だけではなくいろいろだということ、
個性的な子達がとっても多い高校だということ・・・
中学で、ごくごく普通の生徒だった娘が
こういう高校に合う、なじめるとは、
親の私には思えませんでした。
「そもそも、高校って、ふつ~のとこへ行くもんでしょーが?」
って思ってたし、娘にもそう言いました。
(今にして思う:「ふつ~」ってなんだよ??)
それでも、娘はまったく気を変えませんでした。
この高校がいい、の一点張り。
私がようやく納得した後は、
今度は塾の先生が陰に陽に反対運動。
今の成績なら、もちょっと上の普通の進学校に行けるのに、と。
最後は、私が塾の先生に電話して、
「先生、うちの娘の志望校がご不満ですか?」
と、半ば脅しにかかる始末。
(先生、ごめんなさい・・・ )
塾の先生も巻き込んだすったもんだをヨソ目に、
娘は苦手科目を黙々と勉強し、
超苦手なディスカッションなんつー特色検査も
どうにかこうにか乗り切り、恋した志望校の生徒になりました。
それだけで、わたしゃオドロキました。
入学して、2年余り。
自由な校風・無いに等しい校則のもと
茶髪にピアスにメークと外見も大幅に変わった娘、
高校生活を送る中で精神的に大きく変わった、花開いたのが
親の私にもわかります。
勉強はあんまりしてこなかったから
受験生の今、ヒーヒー言ってるけど 、
娘がこの2年余りの間
全てを自分で決めるという自主性が求められる中で
いろんなことを考えて選択し、
個性的な友達を得て
それまで知らなかった、あるいは受け入れ難かった
考え方や価値観を心に吸収してきたのを
親として見て聞いてきて、
娘が自分の直観を信じて、
親の私の言うことを聞かなくて、よかったな、と。
親が自分の知っていることだけをベースにして
勧めてきた進路を
蹴っ飛ばしてくれてよかったな、と。
親は、
『自分の方がこの社会のこと、いろんな物事、よくわかってるから、
子供は親の言う通り、勧める通りにすれば大丈夫』、
って思いがちになります。
確かに、
親には親の、一人の人間としての経験があって、
知っていることがあります。
そこからできる助言も、もちろんたくさんあります。
でも、
親は自分の経験から知っている、ということって、
逆に言えば、
親はそれだけしか知らない、ということです。
自分の経験、自分が生きてきた世界しか知らない。
そして、そこに固執すると、
その外にどんな世界が広がっているのか、
どんな考え方や価値観があるのかわからなくなってしまう。
往々にして、
「親の言う通りにしていれば、間違いない!
おまえも同じように進め!」
とかって、子供にハッパかける親御さんや、
無意識のうちに
「世の中、こういう道がいいんだから。
そういうもんだから、これが安全だから、いい道だから。」
という刷り込みをする親御さんもいらっしゃいます。
私もその一人でした。
元々、了見が狭い人間ですから。えっへん。(自慢にもならねぇわ)
そもそも、
自分が知ってる世界、物事って、どれくらいのものでしょう?
世界中の国に住み、ありとあらゆる仕事をし、
ありとあらゆる状況に陥ってきた人なら、
知っている世界、知識はとてつもなく広いかもしれないけれど、
そんな人はそうそういない・・・。
親は、自分の世界や知識がいかに狭いのか気づかないまま、
自分の足跡をたどれ、と子供に強制します。
自分の無知に気づかないまま、
これから別の世界、新しい世界を知っていこうとする子供を
抑えつけてしまいます。
子供には子供の、その一個の魂の
目指すものがあります。
知りたい世界、踏み入れたい世界があります。
親の仕事は、
時に自分の経験や知識から助言はしつつも、
最終的には
その子の魂が何を望んでいるのか見極め、
サポートすることだと思うのです。
子供が望むことが
親が子供にかける期待と違うかもしれない。
っていうか、違ってて当たり前でしょ?
そもそも違う人間なんだから。
子供は、親が言う通りのことや
親が自分でできなかったことを
やるために生まれてきたんじゃないんだから。
だから、
特に進路なんかに関して
子供達が言うことを聞かなかったら、
って思っていいんじゃないでしょーか???
この子は
自分で考えて
自分で自分の人生作ろうとしてる、って
喜んでいいと思うんです。
(うちの子は、なんにも考えてない、と嘆く親御さん。
考えてなさそうに見えて、ちゃんと考えてるんです!
そして、親が自分の価値観を強制すると、子供の考える力を奪うんです。)
そして、
子供が自分で選択し、失敗するのもよしとしていいと思うんです。
親がすべて先回りして
「失敗(=親が望む大学に入れなかったとか、ね)」を
回避させようとするのではなく、
子供に失敗させる自由も与えると、
子供は安心して、人生の航海に乗り出せるんですから。
「バンザイとか言ってる場合か! ふざけんな !!」
って思った親御さん、
顔洗って、出直してみませんかね。
(ええ、わたしゃ、何度顔洗って、出直してきたことか。
これからも続くな。)
大学受験も、
娘が自分で考えて、志望校も志望学科も決めています。
私が勧めてみた大学、学科は
またもやハネつけられて終わりました。
「あんた、
ホントに親の言うこと聞かないね。」
と言うと、
ニヤリと笑って、うなずく娘。
なんだか嬉しくなって、
「聞かない子に育ってくれて、ありがとう」
と言って娘に手を差し出し、
二人でギュイッと握手しました。
高校受験を控えた息子も
親が勧める高校、耳を貸しません。
勉強もあまりしてません。
するようにやんわり促しても、右から左へ、聞き流す~~~
でも、彼の頭の中に
彼の描く未来があるのはわかるのです。
彼が目論む、彼の道。
もしかしたら、まだはっきりは見えていないかもしれなくて、
親としてはそこにやきもきもするんだけど、
ここはヤツを信頼するしかない。
あえて、信頼すること。
それも、親にとって、
自分が知らない世界を知ることにつながるんですから。
言うこと聞かない子供達、 バンザイ
おかげで、親の私の狭かった世界が広がるの。
今まで見えなかったものが、いっぱい見えてくるの。
言うこと聞かない子供達へ、
本当に、ありがとう。
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