今日のクリスマス・ソングは
クリスマスの時期によく歌われる讃美歌、
『O Come, All Ye Faithful』 (神のみ子は今宵しも) マリア様

作詞者も作曲者も不明のこの曲。
元々の歌詞はラテン語だったとされており、
現在広く歌われている英語の歌詞は
19世紀にイギリスのカトリック教会の神父さんが書いたものだとか。

去年の12月24日、
ロンドンのウェストミンスター寺院でのクリスマス・イヴの礼拝で
歌われています

私、この曲を聴くと
いつも思い出すお話が・・・・・・・

1972年のある日、
イギリスのチェシャーという州のある町の森に入った密猟者が
12世紀に建てられ、今は廃墟になっている修道院跡そばで
二人の修道僧に出くわしました。

修道僧達は
経かたびらのような衣類と小さな十字架を身につけ、
密猟者の5フィートくらい先に立っていました。

そして、
密猟者の耳には
どこからともなく
『O Come, All Ye Faithful』の合唱が聴こえてきたのです。
ただし、聴こえてくる言葉は元々の歌詞であると思われる
ラテン語の『Adeste Fideles』

彼が修道僧達に手を伸ばして触れようとすると、
ヒヤリと冷たく、触れることなく手がすり抜けてしまいました。
その時、修道僧達が十字を切って彼を祝福したように見えました。

そして、
修道僧達は修道院の方向へ漂うように消えていったとか・・・・・

本当の話かどうかはわかりません。

でも、

何世紀もの時空を超えての
O Come, All Ye Faithfulの合唱が聴こえ、
何世紀も前の修道僧達が祝福してくれたという話の
その不思議さと美しさに
私は魅了されたのです。

こんなにオバケがこわいのにね

時空を超えて
人を祝福する心。

私達の大半の目には見えないけれど、
この世界は
時空を超えた祈りや祝福に満ちていて
私達は常に守られているのかもしれませんね。

皆さんが
この世界の祝福を感じられるような
クリスマスツリー リース☆☆ を迎えられることをお祈りしています

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