昨日の
東京・丸の内のCotton Clubでの
ピーター・セテラのライブ。
親友と私が行ったのは
最終日のセカンド・ステージ。
つまり、
今回の来日公演の
最後のステージです。
有楽町駅前で待ち合わせた私達二人、
「なんでこんなに緊張するんやろうね ?
大好きな人のライブに行くんやから、
楽しみなはずやのにね ??
なんでこんなに気が重いわけ ???」
って、ブツブツとこぼしながら、
Cotton Clubに向かいました。
親友に至っては、
「行きたくない」
などと口走っていました。
そう、
行ったら、
終わっちゃうんだもんね・・・・・
セテラ・フリーク二人、
感情の矛盾甚だしい
セテラ・ライブの夜の幕開けでございました。
詳しいセット・リストなどは
他のファンの方達が
ファン・サイトやブログに
あげてくださっていることと思うので、
私はプライベートな感想を。
今回は、
本物のピーター・セテラを
聴いた・・・・・
って感じかな。
(過去2回が
ピーター・セテラのそっくりさんのライブでした
って意味じゃなくて )
過去2回、
私達が行ったのは
初日のステージでした。
まだ時差ぼけが抜けきってないのか?、
なんとなく声の出が悪いというか
歌い方がぎこちないというか、
それでも確かにうまいんだけど、
長年の夢だった
ピーター・セテラの生の歌声を
聴けただけで、もう幸せ、って
雲の上にいるような気分ながら、
「やっぱ、
全盛期のピーターを聴きたかったなあ・・・」
って、心のどこかで思ってました。
今回のラスト・ステージ、
ピーターが
日本滞在にも慣れ
声の出具合もこなれてきてたのか、
とてもリラックスした様子で、
「こういうピーター・セテラを
聴きたかったんだ~~!!! 」
って感じの、
私にとっては
今まででベストのステージだったんです。
(まあ、3回しか聴けてないですけど。
もっと聴きたかったけど、チケット代高過ぎて・・・)
本物の
ピーター・セテラを聴けた。
今回の実感です。
確かに、
かつてより
曲のキーは落としてるけど、
あの声
あの歌い回し
あの表情
あの仕草
・・・・・・・
自分の感じたことを表現する言葉がないのが
とても悔しい・・・・・・
ただ単に
30年来のあこがれの人が
歌ってるっていうのじゃなくて、
ピーターの声と音楽が
自分の耳で
しっかりと感じられて、
自分の心まで
しっかりと届いたような、
そんなステージでした。
そして、
今年70歳になるピーターが
シンガーとして
「現在進行形」であることも
よくわかりました。
本当に
行ってよかった。
アンコールの前に一度
ピーターとバンド・メンバーが
ステージから引っ込む時、
私達が座っている
S席の前を通っていきました。
息子から
「受け取ってもらえるわけ?」
と言われながら、
またもプレゼントを持参してきた私、
ステージから歩いてきたピーターの前に出て、
「I love you, Peter」
と言いながら、
プレゼントを差し出しました。
その時に
握手しながら
真正面から見た
ピーターの笑顔と真っ青の瞳。
一生忘れません。
ピーター、
プレゼントには気がついてなかったらしく、
立ち去る時に
右手にねじ込んでしまいましたけど・・・・・(笑)
憧れの人に
また会えた喜びと、
その人の
素晴らしい音楽を聴けた充実感で、
自分の
体と心の中の細胞が
じんわりと満たされたような、
そんな気分です。
本当に
幸せな夜でした。
ピーター・セテラに感謝。
幸せついでに、
ピーターがシカゴ時代に書いた小さな名曲、
今回のライブでもサプライズの披露だった
『Happy Man』を
↓