３月から月１回参加していた
ホメオパス・片桐航先生の講座は今日が最終回でした。

１回だけ行けなかったけれど、
毎回、先生が幅広い知識と経験から話してくださる内容が
本当に濃くて深くて、面白かった

最終回の今日は
「本当の自分を生きる為に」と題して
インナーチャイルドについてのお話でした。
その中から、
ものすごく印象に残ったこと、そこから考えたことを
ひとつ書きたいと思います。

インナーチャイルドが起こす問題のひとつに
『平均化』
というものがあるのだそうです。

「他人から攻撃されないために、
　自分のデコボコを引っ込め、
　可もなく不可もない人間になる」
ということなのだそう。

ここからは
先生のお話からの私の解釈ですが、

ともすると、親や社会は
子供に
「これができて当たり前」
「こうするのが当たり前」
「ああするのはおかしい」
と、一律の行動・思考基準を植え付けようとします。
その結果が、
おかしなことはしない、でも、目を見張るようなこともしない、
平均化された子供達。

つまり、
「非個性化」　「没個性」
なわけです。

子供が本来持っている個性や資質は
その子から出ているデコボコ、ギザギザ▲△▲△▲ のようなもの。
でも、子供がそのデコボコ、ギザギザを持ったまま生きたら、
大人や社会には不都合。面倒。
大人や社会が手を焼かない子供、
言うことを素直に聞いてくれる子供の方がいい。

だから、
子供が
そのデコボコ、ギザギザの個性を発揮しようとすると、
大人や社会はそれを引っ込めさせようとするのです。
真っ平らにして、引っかからない方が楽だから。

子供は
自分のデコボコやギザギザの個性を発揮すると
怒られてしまう、嫌がられてしまう、
それがわかってくると、
自ら自分の個性や資質を抑え込むようになります。
自分を平均化して、
可もなく不可もない存在にしていってしまうのです。

本当は、
子供、いや、人という生き物は
本来、それぞれの個性や資質：デコボコ・ギザギザを持った
唯一無二の存在であるはずなのに。

今日、片桐先生がおっしゃったこと：

「本当の教育とは、
　その子の魂を信じること。
　その子のギザギザを認めること。
　何が教育にとっていいかではなく、
　その子の資質を見極めること。」

その子のギザギザを認めること。

それは、この何年も
私が子供達に対して努力してきたことかもしれません。

完全になんてできていないけど、
娘の持つギザギザ、息子の持つギザギザ、
それをそのまま受け入れたい、と。

勉強がキライとか集団行動がイヤだとか
今現在明確な目標がないとか、
社会や学校から見れば
「それってどーなの、それじゃ立派な大人になれないわよ(｀ヘ´)  」
みたいなギザギザもあるかもしれない。

それでも、
そういうその子の今、ギザギザ、個性、
それをそのまま受け入れたい。
「こういうのが優秀な子、ゆくゆくは立派な大人」という基準や平均化は
ごめんこうむりたい。

そして、
子供のギザギザをそのまま受け入れようとする時に
何より必要なのは、
自分自身のギザギザをかつて否定され
こんな自分のこんなギザギザはダメなんだと思ってきた私自身が
まず、そのギザギザを受け入れ、認めること、
自分自身の個性や資質を改めて発見し、大切にし始めることだと
思ってきました。
それが、たとえどんなに
世間一般の基準や理想に合わないとしても。

私が持つ個性や資質、そこから生まれる未来。
子供達が持つ個性や資質、そこから生まれる未来。

わたしのギザギザ、こどものギザギザ。

決して恥じるものでもなく、隠すものでなく、
ましてや真っ平らにする必要もなく、
堂々とそのギザギザを持っていようと思うのです。

ギザギザ、万歳
これからも、自分達のギザギザ▲△▲△▲ を大事にしていきます。

そして、
私達の人生にとって本当に大切なことを
この講座で教えてくださった片桐先生に感謝しています。
先生、ありがとうございました

     日本ホメオパシーセンター横浜上星川
 　　　　　　　　Stillpoint Homoeopathy 　藤田さおり
　　　　　　　　　JPHMA認定ホメオパス No.803
　　　　　　　　　ZENメソッド修得認定 No.000057

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