中学生の息子は
今日と明日が定期テスト。
今日の昼過ぎに帰宅して、
「オレ、やらかしたわ 」
と言うので、何かと思えば、
大きな声では言えないけれど、
「国語のテストで答え書くとこ間違えて、
10問くらい吹っ飛ばした。」
「テスト終わってから、
間違えたのに気がついた。」
大いにやらかしたのね・・・・・
「ええやん
今のうちに失敗しといたら、
肝心な時(入試本番とか??)にバッチリやわ 」
と言うと、
「せっかく、今朝早く起きて勉強したのになぁ~」
とも言うので、
「ええやん
勉強したことは、絶対ムダにならんから」
そお?みたいな顔して
ニヤッとした息子、
しっかりお昼ごはんのおにぎりとすいとん汁食べて、
塾に出かけて行きました。
子供がテストなんかで
今日のうちの息子みたいな失敗やらかした時、
または悪い点を取ってきた時、
「何やってんのよっ
ボケボケしてんじゃないよっ
2度と同じことするんじゃないよっ、
わかったねっっ 」
とか
「なんなの、この点。
恥ずかしい。
なんで100点じゃないわけ?
今度はもっとまともな点を取りなさいよ 」
とかって、
親って言ってしまうんですよね・・・・・・
(ハイ、私も中1の頃の娘を叱り飛ばして、
娘にトラウマ植え付けました・・・・・
後で謝りました・・・・・・・m(_ _)m)
子供の不注意や勉強不足は
そりゃ確かにあるんでしょうけど、
それを頭ごなしに叱りつけると、
失敗しないために頑張る
親の望む点を取るために勉強する
っていう子供になっちゃいます。
子供って、
親の目、親の判断、親の期待を肌で感じて、
無意識のうちに
一生懸命それに沿おうとしますからね。
親が
失敗したっていいんだよ
100点じゃなくったって、
自分なりに努力したならいいんだよ
って、
子供のそのまんまをまず受け止めてやるって
本当に大切だと思うのです。
受け止めてもらえたら、
子供はそこから自分がどうしていくか
自分で考えていきますから。
親の対応ひとつで、
その子が萎縮して失敗を恐れるようになったり
親から評価されるために勉強するようになる か、
失敗から学んで次に生かしたり
「知る」ための本来の勉強をするようになる か
決まっていくわけですから。
で、
明日テストの2日目だけど、どえらい余裕こいて、
「ラケットでボール打ってないと、感覚鈍る 」
と言って、ピンポン玉をカンコンやってる息子。
好きです、こういう我が息子。
ついでに、今日の失敗、大いに上出来(o^-‘)b
親子で
いっぱい失敗して、いっぱい笑い飛ばして、
ちっとやそっとじゃメゲない
器の大きな人間になっていきたいもんですわ にひひっ
(失敗の数から言えば、
私の器の大きさはもう銀河系級 やけどな・・・・・・ )