ボチボチと片づけをしていましたら、
ひょっこり出てきたのが
こちらのフォト・アルバム。

「おおぉ・・・・・
と感慨にふけりながら、
ページをめくりました。

これ、
息子がお腹にいたころの
超音波写真を全て収めたアルバムだったんです。

娘が肺炎で入院した後、
病院通いが続いていた(その後も果てしなく続く・・・)頃に
お腹にやってきてくれた息子。
(その頃は、息子と知る由もナシ)

咳が続く娘の世話と
娘がお腹にいた時よりひどいつわりで、
嬉しいんだけど辛くて、
なかなかお腹の赤ちゃんに
気を向けにくい毎日でした。

そんなある日、
4ヶ月に入った頃でしょうか、
検診に行ってきました。

超音波のプローブを
私のお腹の上でグルグル滑らせていた先生が

「あっ」

と声を上げました。

そして、看護婦さんに向かって、

「ちょっと、ちょっと来てごらん」

と声を掛けたので、
私はお腹の子に何かあったのかと思って
画面の方も見ると、

そこにいたのは、


「はろー

あらまっ

やってきた看護婦さんと私に、

「めずらしいね、これ。
手を開いてること、なかなかお目にかかれないんだけど。
いいとこ撮れたよ。」

と先生。
私より、先生の方がゴキゲンでした。

印刷された写真をもらって帰って、
何度も何度も見直しました。

日々の生活に精一杯で、
なかなかかまってあげられない
2番目のお腹の赤ちゃん。

4ヶ月だから
まだまだ小さかったんだろうけど
(今でも、実際にどれくらいなのか、想像つかず )、
お腹の中から
「ねえねえ、こっち見てよ~」って
まるで挨拶するかのように
まるで話しかけるかのように
手を開いている様子を見て、

言葉にはできないような気持ちになりました。

ちなみに、性別は訊かない予定だったのが、
7ヶ月ごろに先生が見事にバラしてくれました(*▽*)

実は
その息子、

お腹にいた時の頃の記憶があり、
3歳くらいの頃に話してくれたんです。

その時のお話は ⇒   こちら「おなかの中で見たの??」

これまた、
子宮という場所にいた赤ちゃんの不思議を
垣間見た感があって、
ちょっと寒気までしたもんでした・・・・・

今現在、

散髪したばかりの前髪を気にしている息子。

もう少しで私の背を追い越しそうな息子。

高校を出たら、うちを出て行くと言っている息子。

私の頭の中では、未だに
お腹の中で手を振っている(??)息子、
その手で私の手をしっかりと握って眠っていた息子だけど、
もう違うんだなあ、と・・・・・

超音波写真をめくりながら
嬉しいような
寂しいような気分になった、
息子の14回目の誕生日を約2か月後に控えた
今日でした。

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